「営業を辞める!」と決めたら後、タイミングをどうするかについて悩むと思います。
やる気が失せたり、メンタルが限界を迎えたりと今すぐにでも退職届を提出したいところですが、ちょっと一呼吸置きましょう。
タイミングって思った以上に大切なことだったので僕の体験をシェアしたいと思います。
今回の記事では営業を辞める際のタイミングや注意事項を紹介しようと思います。
と、その前に僕が営業を辞めようと思った理由について書いた記事がありますので合わせて読んでいただければと思います。
営業を辞めるタイミングはいつがベスト?
まずは退職するタイミングですが、大切なポンとは以下2つ。
- ボーナス後
- 転職活動しながら様子を見る
では、1つずつ解説していきますね。
①:ボーナスをもらって辞めること(自分を守ることへ繋がる)
「もう辞めるんだし、ボーナスもらったりすると会社に申しわない」と考えてしまいがちですが、そんなことはありません。
ボーナスは自分が働いた上でいただくものなので、もらうことは当然です。
会社に対して損害を出したわけでもなく、一身上の都合での退職なら遠慮なくボーナスをもらって退職しましょう。
ボーナス、賞与をもらって辞めることは自分を守ることへも繋がります。
心にも余裕が出ます。最大限の報酬をもらって退職しましょう。
②:転職市場をチェックしながら様子を見る
営業を辞めることを決めてもタイミングを逃せば好条件の求人を逃す可能性もあります。
辞めると決めたら半年前ぐらいから動いてもいいぐらいです。
僕が実際に行ってよかったのは転職サイトへ登録及び転職エージェントへの登録です。
半年前から転職市場の状態をウォッチしながら、自分に合った仕事を見つけることが得策。僕が転職活動において最も効果的だったと感じる手段の一つでした。
▼転職サイトについての記事もありますので合わせてご覧ください。
転職サイトはただ求人情報が流れてくるだけなので転職エージェントがおすすめです!
営業を辞める際の注意点を紹介!スムーズに退職するポイントも解説
次に営業職を辞める際に気を付けたい注意点をご紹介します。
営業の場合はお客さんの引継ぎなどがあります。全てをキレイに引き継いで
辞める際の気を付けたいポイント3点
- 退職を伝えるタイミングも重要!
- 退職前から引き継ぎをはじめておく
- 担当先、担当エリアには挨拶しておく
①:退職を伝えるタイミングも重要!
退職を思い立っても即日に伝えてしまうのはNGです。思い立っても冷静になりましょう。
まずは退職を伝えるよりも部署移動など会社を辞めずに済む環境整備ができるかもしれません。
また退職を伝えた瞬間から会社に冷たい対応を取られる可能性もありますし、何が起こるか分かりません。
会社の規定をしっかり読み込み、退職通知が一カ月前ならそのタイミングで伝えましょう。
②:営業の場合は退職前から引継ぎをはじめておく
次に大切なのは退職の意向を伝える前から引継ぎをはじめておくことです。
辞めると決めた際には水面下でバレないように引継ぎの準備をしましょう。
書類整理、データの整理、顧客情報(商談記録)など整理しておきましょう。
この時点ではまだ上司に伝えてなくても結構です。
大切なポイントは「辞めるから適当でいい」という考え方です。会社に雇用されている以上は責務を全うし、最後までやりきることも大切です。
辞めるから適当にすればいいとの主張は次の会社へ行っても必ず失敗する思考の持ち主。営業は誠実な対応が一番です。円満退社を目指し引継ぎはしっかり行いましょう。
③:取引先、担当エリアには挨拶しておく
辞めても連絡がある場合があるので、担当エリアの引継ぎはしっかり行うことです。
担当しているエリアには事前に挨拶へ出向き、退職することを伝え、後任の紹介や引継ぎを行いましょう。
この行動は会社の評判を守るためにも繋がりますが、自分自身を守ることにも繋がります。
僕の体験に転職後に以前取引の合った会社と違う形で仕事をする機会がありました。本当にどこでどんな再会があるか分かりませんので、相手に好かれるような退職をこころがけましょう。
目の前の相手を大切にすることは営業マンとして非常に大切です。辞めることが決まっていても担当エリアのお客は大切にしましょう。
退職を伝えるタイミングは転職市場が盛んな時期を狙う
退職を伝えるタイミングはとても大切だと話しましたが、理由があります。
それは時期が変わることで求人件数に変動が起こるからです。
転職する際のベストなタイミングを知ることで退職時期も明確になります。
ポイントは2つ
- 転職は3月~4月か9月~10月を狙おう!
- 確実に退職前に転職先を見つけること!
①:転職を狙った退職なら3月~4月か9月~10月を狙おう!
転職のタイミングは3月~4月、9月~10月がベストです。
理由は年度代わりのタイミングで退職や移動などを見込んで求人のニーズが高まるからです。
ニーズが高まることを狙い企業も求人出稿をする可能性も高まります。
この時期を見込んで今のうちから転職サービスに登録しておき、望みの条件が出たらすぐに面接を受けられるように準備万端に備えましょう。
確実に退職前から次の仕事を決めること!
次の転職先を見つけずに勢いで辞めてしまうと不安は残ります。
多少の貯金を切り詰めて生活をしても、あっという間に時間は過ぎてしまいます。
転職前に少しゆっくりしたい気持ちも分かりますが、間違いないのは絶対に転職先を決めた上で退職することがベストですよね。
理由は転職活動は理想通りにいかないことが多々あるからです。
面接に落ちることは当然ですし、出社は再来月からお願いしますと言われてみたり、希望部署と違う配置になってしまったりと、予想外な出来事が起こってきたことが僕の経験談です。
転職先を決めて退職をしなければ、この先数か月も仕事が決まらなかったり、妥協して就職してしまったりと何が起こるか分かりませんので十分注意しましょう。
営業マンを辞めさせてくれない場合は断れない理由を作ること
会社によっては「辞めてもらっては困る」「後任が決まるまではいてくれ」などと会社の規定に反した要求をしてくる会社も存在します。
要求によってはそのままズルズルと引きずってしまい、転職をしないまま終わってしまうなどのケースもあったりします。
会社を辞めさせてくれない場合なども考慮して対策を考えましょう。
対策は以下2つ
- 決まった就職先があれば引き留められない
- 耐えられない時間が続くようなら退職代行もあり
①決まった就職先があれば引き留められない!
次にいく転職先が決まっていれば、会社も引き留めるわけにはいきません。
会社が引き留められるのは規定に沿った内容しか無理です。例えば「退職の際には会社へ30日前までに意思を伝える」など何かしらの規定があるはずです。
引き留められるのも限界があります。
最もベストなのは、退職の意向を伝えた際に「次は決まってるのか?」と言われた際に「はい、決まっています!」と伝えられると相手も納得してくれますよね。
②辛い状況が続くなら退職代行を使うのもあり
ブラック企業など「ダメだ、今辞めさせることはできない」など無茶を言う上司もいます。
その場合は退職代行サービスを使いましょう。
営業職の場合だと癖のある傲慢上司が面倒だったり、怒鳴られ続け自分の意思を伝えられない社員もいると思います。
退職の意思を伝えられない何かしらのトラウマを抱えている人は退職代行など使ってみてもいいかもしれません。
【退職代行ガーディアン】などがメジャーですが、他にも退職を考える際には色々と考えてみましょう。
営業を辞める際にタイミングは超重要!転職も視野に入れた退職をしよう!
営業を辞めるタイミングについてまとめてみました。
会社を辞めるタイミングは自分が経済的に損をせず、転職先を決めた後が理想です。
「有給も余っているけど、使わずに辞めた」など会社に遠慮する必要はないので自信をもって最後まで働き、主張できるところはしましょう。
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