営業と一括りに言っても沢山の仕事があります。
個人営業だったり、法人営業だったり、ルート営業だったり、インサイドセールスだったりなどですよね。(この辺りは後に詳しく解説していきます)
そこで、この記事内では転職への複数の選択肢を徹底比較し、どんな営業先へ転職すべきなのかを僕の経験を通してお答えします!
働く根拠などは何でもいいと思っています。
他にも「イケてるオフィスで仕事したい!」とか「男女の比率が同じような職場がいい!」「今いる職場よりも年収を上げたい!」など理想としている職場環境もあったりすると思うんですね。
職種よりも環境に目が行くことだって選択肢の一つです。「女性が多い職場で仕事がしたい!」と考えることは悪いことでもなんでもありません。
僕は男性中心のゴリゴリの営業マンばかりに囲まれて働いた経験があるので、ちょっと窮屈な思いをしたので気持ちはよくわかります。
他にもキレイでオシャレなオフィスで仕事をしてみたいとか、高層ビルの中で働いてみたいなどそんな理想を僕は否定しようと思わないし、むしろ現実的な理想として僕は大好きです。
他にも給与形態も歩合制や固定給など様々な形態があったりします。
しかし、理想とする営業職は必ず見つかります。

他にも「IT業界で仕事をしてみたい!」「マーケティング部署に行ってみたい!」「保険営業をやってみたい!」など自分が関わってみたい職業もあると思います。
自分の性格やライフスタイルに合った仕事を選ぶことは近年はそんなにハードルが高いものでも無くなってきています。
適切なサービスを使えば割とスムーズに転職できるようになっているので、是非今回はご紹介しようと思います。
自分に合った営業のおすすめ業界を見つける3ステップ

まずは営業という幅広い言葉を細かく分類し、自分に合った営業カテゴリーを見つける必要があります。
僕が実際に営業職を見つける際に考える分け方をご紹介します。
ここでは自分の理想とする営業職を見つける3ステップをご紹介します。
この3つが明確になれば後は選ぶことは簡単です。逆に3つ以上を絞ると転職先が限られた範囲になってしまうので窮屈になります。
ではみていきましょう。
1. 法人営業か個人営業のどちらか
まずは個人営業か法人営業かのどちらを選ぶかです。文字通りお客さんが個人相手か法人相手の差になります。
個人営業の場合は新規客、既存客のどちらになるわけですが、連絡をしてアポを取り営業を行います。
現在契約していただいている商品をアップグレードしたり、相手の要望でプランを変更したりとお客の提案にお答えします。
今の個人営業のやり方をそのまま会社に当てはめると法人営業です。異なる点は法人営業となると決裁者へたどり着くまでにプロセスがあります。
担当者へ行き、部長クラスの人と会い、最後に決裁者と会う。
これが法人営業の通常のプロセスになります。
個人営業と法人営業の大きな違いは会社通しの契約になるということです。また額も大きくなる場合が多いです。
まずは自分がどの営業スタイルを希望するかが決まると会社や種類も決めやすいですね!
2. 働く業界を決める
次に働く業界を決めるステップに入ります。
メモ
- キャリアを身に着ける
- 未経験業種に挑戦するか
- きついけど稼げる業界へ行くか
に分けられます。
クリックでスキップしますので、自分の想いと当てはまる項目をタップしてみて下さい。
3. フィールドセールスかインサイドセールス
よく聞く「営業スタイルで飛び込み営業が大切」などと聞くことがありますが、飛び込み営業に対して苦手意識を抱える方も多いです。
しかし営業をやってみたいという方もいらっしゃるので、そうなるとインサイドセールスをおすすめしています。
インサイドセールスとは?
インサイドセールスとは簡単に説明すると内勤型の営業スタイルです。
WEBサイト、広告、チラシを活用しお客を集めます。
他にも不動産などで見学会を行い集客することも一つの例です。こちらからアプローチするわけではなく、拠点を構えお客を集めるスタイルですね。
その集まったお客に対して営業をしていくスタイルです。
図で解説すると下記のような営業スタイルに分けられます。





今後は日本でも主流になっていく可能性は高いです。
キャリアを身に着けるおすすめ営業職
では次に好き嫌いは別としてキャリアに結びつく業界をピックアップしていこうと思います。
キャリアに結びつくという意味は需要が増え続け自分の価値が上がる可能性が高いという意味で書いています。






反対に伸びていく業界に行けば需要が拡大しているから取り組みがいがあるってことだね!
DX産業
まずはDX業界です。この業界はこれからもどんどん伸びていきます。
DXに詳しい営業マンの需要は増え続けるでしょう。また営業として価値を上げたい方などにもおススメな業界ですね。
DX業界を簡単に解説!
DXとは「デジタルトランスフォーメーション」の略です。デジタルシフトとも言います。
例えばpaypayやメルペイなどの電子決済は現金払いからデジタル決済へと変化し生活が便利になりましたよね。これもDXの一つです。
銀行へいかなくてもスマホから送金したりなど行動の手間を省けるようになりました。
このようにあらゆるサービスがデジタルとの融合が起こります。
これがDX産業です。
DX産業へとシフトしく世の中で後押ししてくれる営業マンの需要は多いです。
もはやインターネットは娯楽ではなく生活インフラの一つになっています。
また5Gの出現でより質の高いサービスも生まれることは間違いないので、営業ではおすすめな業界の一つです。
この領域に関われることが出来ると自分の市場価値は上がる一方ですね!
医療業界
市場規模は2兆円とも言われる医療業界。ここにも営業マンが必要とされています。
医療は日進月歩で進化を遂げます。
人生100年時代と言われ、医療は更に大きな市場になることは間違いないです。
医療関係に勤めいたいという多く、一度医療現場に関わることが出来ればあらゆることに応用できます。
経験値はかなり高くなるでしょう。
専門レベルの高い業界ではありますが、未経験でも積極的に採用されているそうです。
人材業界
今、急拡大を見せている業界が「人材業界」です。
人材業界は急激に拡大していますが、これも雇用の変化とも言えます。
ライフスタイルやワークスタイルも日に日に変化していて個人の主張がワークスタイルに変化を及ぼしていると言えます。
「残業はしたくない」「出世はしたくない」「ダブルワークがしたい」「リモートワークがいい」「フリーランス営業がしたい」など変化変化の連続です。
また企業も変化していると言えます。
終身雇用の終わりが見えてきて転職が当たり前の時代に突入しました。
もう「転職は逃げ」などと言う時代はとっくの昔の話です。となると企業も世の中の人々動きに合わせなくてはいけなくなります。
そんな背景から人材業界も活発化していると言えます。
人材業界での営業は未経験でも働けることです。
スキルがいらないというわけではなく、スキルは入社してから身につけることができる業界の一つです。
どのような人も仕事やバイトの経験はあります。となると組織の良い面や悪い面はある程度感じているはずです。
となると、求職者に対して要望をヒヤリングし、企業が欲している人材へ繋いでいく役割はできます。
人材業界は中途採用も多く、現時点で市場が活発に動いているため未経験でも十分活躍できるおすすめ業界です。
また僕たちにとって転職は人生を左右するほど大きな出来事です。感謝される仕事ですから、やりがいは大きいです。


IT業界
IT業界は未経験からでも入社は可能です。
ですが、ITの知識をしっかり学ばなければ後々辛くなるかもしれません。
またIT業界は幅が広いです。
ソフトウェアの導入販売、ウェブサイトの作成の促進、コンサルタント、アプリ開発など多岐に渡ります。
先程のDX業界の話ではありませんが、企業はインターネットを活用した広報や業務を効率するためのソフトウェアの導入などITは切っては切れない存在になっています。
20代、30代など早い段階からIT業界に携わることができれば将来は価値の高い人になることは間違いなしです。
広告・メディア
広告業界は企業のサービス等を情報発信し消費者と繋げる役目をする仕事です。
広告業界も変化の連続です。常に時代の最先端を走り業界のトレンドをキャッチします。やりがいは非常に感じるでしょう。
広告の手法も紙媒体からウェブに移りコピーライティング、動画など消費者が興味、関心を持ちやすい戦略を考えます。
マーケティングスキルなどにも触れることができ、ビジネスや販売の全体像を掴むことができます。
全ての広告業があらゆる媒体を扱っているわけではありません。
歴史ある紙媒体からベンチャー企業のデジタル媒体を中心とした企業などです。
証券営業
20代なら証券会社も採用されやすいです。僕の知人は26歳で証券業界へ転職しました。
入社後は外務員資格を取得します。
証券会社は個人営業がメインです。顧客のとこへ出向きおすすめの商品(株、投資信託など)を伝え顧客の利益を追求します。
1000万円プレーヤーも夢ではないため、人生逆転を狙う人には人気のある業界です。
また常に取引市場をチェックします。3年も勤めればかなり専門性の高い人材になります。
その後の転職も有利に働くでしょう。
しかし、近年は証券業界もIT化が進みネット上での取引が増えていると聞きます。
となると証券営業も人員削減の方向へシフトしているという話もあります。ですがまだまだ需要はありますのでチャレンジしても問題はないと思います。
いくら個人で取引ができると言っても、常に株の動きばかりをみている証券マンの話には価値がありますし、頼りにされる存在であることは間違いありません。
また近年は銀行への預金も金利がつかないことから投資への誘導がいたるところで行われています。
CMも多く見かけるようになりました。
まだまだ伸びる業界の一つとも言えます。
不動産営業
営業は宅建士の資格が必要になってきますが、無しでも転職は可能です。
宅建士は事業所で5人に1人が資格を持っていれば営業ができます。また資格がなければ不動産の売買ができません。
入社後に資格取得に向けて勉強をしますが、民法など生活に密着した試験内容なので勉強をして損もないです。
また資格取得後であれば不動産業界ならいつでも転職ができるようになります。
僕も以前は宅建士の資格取得へ向けて勉強をしたことがあります。(結果落ちましたが)
不動産の売買は奥が深いです。
また扱う額も大きいので収入を伸ばせる可能性も大きく上がります。
不動産に特化した転職サービスを紹介


宅建の資格の有無を問わず、様々な不動産業界で仕事ができる転職サービスです。
個人でハローワークなどで転職活動をしようと思っても、「資格がないとダメ」「経験がないとダメ」などどうしたら不動産業界で働けるのかが不明なまま時間が過ぎてしまいます。
転職のプロに聞くことで解決の糸口は確実に見えてくるので、不動産業界で働きたい方はおすすめなサービスです。
保険営業
保険営業は女性に人気の営業職の一つです。保険も個人を相手にした営業がメインになります。
保険営業は個人事業主扱いになるケースがほとんどです。
個人事業主とは会社を設立するわけではなく、個人が事業をしているという理解です。
メリットはある程度の仕事に関係するものは経費として換算できます。
デメリットは最低賃金の補償もありませんし、労働基準法も適用されないという点です。
今は働きやすい環境整備に取り組んでいる企業もあるようです。
しかし未経験でも充実した研修制度があります。
世間的には保険営業はきついと言われていますが、そんな業界で成果を上げたとなると優秀な人材として認められることにも繋がります。
キツイけど稼ぐならおすすめな業界
「仕事はキツいけどお金を稼ぎたい!」と考える人は案外多いです。
短期間でお金を稼ぎ、転職をして少し楽な仕事に変わるという人もいます。
そんな考え方も僕はありだと思っていて、辛い仕事をずーっと続けることはメンタルや身体にも影響が出てきますからね。
では、キツいけど楽な仕事はどんな仕事かをみていきましょう。
歩合制のパーセンテージが大きい仕事
固定給が高いほど歩合制の比率が少ない傾向があります。
反対に固定給が低いほど歩合制の割合が高い傾向です。
どちらを選ぶかで収入は大きく変わります。
僕は以前は光回線の営業をしていました。
インターネット回線を1つ契約すると3000円(今は変わっているかもしれませんが)のインセンティブがもらえます。
これは非常に大きな給与形態です。
しかし、中には固定給がある程度高い業態だとインセンティブの割合もかなり低い傾向があります。
ルート営業などはその典型ですね。
このようにどの業界を選ぶかで収入は大きく変わるので、自分がどのような給与形体で働きたいかはしかりと事前に調べる必要がありますね。
稼げる可能性が高いのは、
- 不動産業界
- 保険業界
- 証券業界
が狙い目です。
内容に関しては既に解説しているので理解されていると思います。
自己診断など含めじっくり考えてみると答えが見えてくるのではないでしょか。
コロナ禍で営業スタイルも大きく変わっている
世界に大打撃を与えたコロナ。この状況をきっかけに営業の世界も大きく変化が表れています。
対面営業ができない環境が続く中でZOOMなどを使用した営業スタイルを模索している企業も増えています。
対面営業をメインとしてきた企業がほとんどですから、てこずる企業も多いです。
だからこそ若い世代やこれから営業を目指す人達が新しい営業スタイルを探すチャンスかもしれません。
営業を得意とする人が変わってくる
今まではコミュニケーション能力が高い人がスキルが高いと言われてきた営業職ですが、オンラインをきっかけに変化が怒るかもしれません。
実際に僕が営業をしていて対面営業と非対面営業での変化に対応しています。
オンラインは対面では感じにくい空気感や沈黙の時間などが起こります。これは営業に対する認識が確実に時代が変わると僕は直感をしました。
営業の際にはコミュニケーションや雑談時間などを相手との信頼関係を作っていく時間を作りますが、オンライン商談では今までのような雑談時間が非対面だけにストレスに感じてしまう瞬間すらあります。
そうなると時間を有効に使う為のテクニックや相手を不快にさせないオンラインだから行える工夫などアプローチを変えていくことが大切になってくると思います。
今まで活躍してきた営業マンが通用しない時代に突入するかもしれません。
また営業を不得意としていた人が得意とする時代になるかもしれません。
筆者おすすめの営業業界
僕がおすすめする営業ジャンルを書いていこうと思います。
やっぱり時代に合った業界がおすすめ
これまで営業職の種類を沢山書いてきましたが「時代と噛み合っており、需要が高まり、ホワイトな環境」という3つが揃っている企業がベストです。
皆さんが求めている求人ですけどね。
安定という意味ではこの3つの条件が揃う求人がおすすめですが、最もいいのは自分が好きである業界で働けることが一番ですけどね!
そんな業界は見つからないように感じるかもしれませんが、意外に簡単に見つかるケースがあります。
それが転職エージェントの活用です。
エージェントを使い、冒頭で書いたような「自分の働き方」を伝えることで担当の転職のプロが仕事を見つけてくれます。
転職サイト、転職エージェントの使い方については下記記事で解説しています。


今は転職する気が無くてもおすすめ求人は見ておこう
筆者である僕の体験を含めて書いていこうと思います。
今の世の中はいつ何が起こるか分からない
「今は転職する気はないんです」という人も中にはいると思いますが、僕は転職をする気が無くても求人市場は常にチェックすることが大切だと思っています。
理由はいつ会社の状況が変わるかわからないからです。
「コロナの関係で業績が落ちリストラに合うかもしれない」
「時には急な部署移動や上司の転勤などで会社にいづらくなる状況が生まれるかもしれません。」
「一つのミスで会社に責任を追及されることがあるかもしれません。」
「パワハラなど部下から追い込まれる状況が生まれるかもしれません。」
こればかりは何が起こるかわからないのが世の中であり僕の経験です。
僕は転職を考えていますが、転職を常にチェックしていたので身を守るセーフティーネットとして凄くよかったなと思います。
「すぐに転職が可能な状況をいかにして作っておくか?」は凄く大切なことだと身を持って感じましたからね。
転職は身を守るセーフティーネットになる
常に転職ができる状況を作ることは身を守ることに繋がります。
精神的な安定、経済力の確保などです。
会社のネガティブな通告は突如やってきます。会社側も窮地を何とか脱出しようとしながら叶わなかった際に人員削減などの対策を行います。
だからこそ通達が急なのです。
もし仮にそのようなシーンに出くわした時、身を守るのはフットワークを軽くすることです。
転職がいつでもできる状況は身を守るセーフティーネットになるのです。
自分の性格に合った営業のおすすめ業界を見つけ出す方法
営業職と言っても種類は沢山あります。
そんな営業の中で「自分に合った職種をどうやって選んだらいいのか?」が解決したいところです。
僕は最もおすすめするのは転職サービスを利用することだと思っています。
ゴリゴリの営業会社を望む人もいれば、スマートな営業がしたい人もいるはずです。
こればかりは何が自分に向いているのか沢山の種類を見渡して選択することをおすすめします。
おすすめの転職エージェント14社を比較レビューしました。


僕は無料で使える転職エージェントの活用をおすすめします。
これが最も自分に合った仕事を見つけるための最短距離だと思うからです。
また実際に転職エージェントを活用して成功した事例は沢山あります。
ぜひ、お時間あるときに覗いてみてください。


【まとめ】営業のおすすめ業界をまとめました!自分が望む選択をしよう!
今回の記事ではおすすめな営業職について書きました。
おすすめ業界は「DX業界」「IT業界」「人材」「広告」です。
近年は転職サービス市場が急拡大傾向にあります。自分のワークスタイルを明確にし、ぜひ転職のプロと相談しながらキャリアについて考えることが大切だと思います。


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