評価面談で、人事から渡された査定シートを見て、しばらく言葉が出てきませんでした。
「今期の評価はBです」
理由を聞いても「総合的な判断です」としか返ってこない。数字は達成しているのに、何が足りなかったのかは最後まで教えてもらえませんでした。
「人事部って、結局何をしてるんだろう」
そう思ったのは、この時が初めてじゃないです。
この記事は、「人事部は無能の集まりなんじゃないか」と感じたことがある人に向けて書いています。
評価に納得できなかった、あの面談の話
「総合的な判断です」
その一言で面談が終わったとき、正直、頭が真っ白になりました。
具体的に何を改善すればいいのか分からないまま、来期の目標だけが上乗せされていく。こんな状態が続けば、頑張る意味を見失っても不思議じゃないと思います。
同僚に愚痴ると「うちの人事、いつもそうだよ」と返ってきました。自分だけじゃないんだと分かって少し楽になったのと同時に、余計にモヤモヤが残りました。
人事部が「無能」に見える構造
会社によっては、人事の立場自体が弱い
中小規模の会社だと、人事が独立した部署ではなく、総務の片手間業務になっていることが珍しくありません。評価基準を作り込む余力がないまま、なんとなくの空気で評価が決まっていく。
僕の会社もそうでした。評価シートの項目自体は立派でも、実際に運用しているのは兼任の担当者一人。その人を責めても、根っこの問題は変わらないんですよね。
成果が数字に出ないから、外から評価されにくい
営業なら契約数、エンジニアなら納品物と、成果が見える仕事は評価もしやすいです。でも人事の仕事は、離職率や社内の空気といった、すぐには数字に出ないものばかり。
だから「何をしているのか分からない」と見られがちですが、これは人事という仕事の構造上の問題でもあります。個人の能力だけの話じゃないと分かってからは、少し見方が変わりました。
「やる気のない人の配置転換先」になっている会社もある
これは正直、身も蓋もない話ですが、他部署でうまくいかなかった人の受け皿として人事に異動させる会社が、実際にあります。
すべての人事担当者がそうというわけではありません。ただ、こういう事例が積み重なると「人事=左遷先」というイメージが定着してしまうのも、無理はないと思います。
人事のせいにして終わらせても、状況は変わらなかった
しばらくは、人事の対応が悪いと文句を言い続けていました。
でも、いくら愚痴っても評価シートの中身は変わりません。人事が機能していないのが事実だとしても、それを理由に自分の頑張りが止まってしまうのは、なんだか違うなと思うようになりました。
問題は「人事が無能かどうか」より、「この仕組みの会社に、自分がこのまま居続けていいのか」という話だったんです。
会社の仕組みに疑問を持ったら、外の評価を確認してみた
社内の評価基準がこの調子なら、自分の実力は外でどう見られるんだろう。そう思って、一度、外の評価を確認してみることにしました。
「総合的な判断」で片付けられていた自分の実績を、そのままエージェントの担当者に話したところ、思っていたより具体的な数字で評価してもらえました。社内の評価が全てじゃないと分かっただけで、心がだいぶ軽くなったのを覚えています。
僕が実際に相談したエージェント
ビズリーチ
登録してすぐにスカウトが届き、自分の経験がどれくらいの年収レンジで見られているかが具体的に分かりました。社内の評価シートより、よほど分かりやすかったです。
ASSIGN
評価面談で言われた「総合的な判断」の中身を、担当者が一緒に言語化してくれました。何が評価されにくかったのかを外の視点で整理してもらえたのは、大きな収穫でした。
まとめ
人事部が無能に見えるのは、あなたの気のせいでも、あなたの評価が低いことの証明でもありません。会社の規模や仕組み上、そう見えてしまう構造があるだけのことも多いです。
ただ、その仕組みに文句を言い続けているだけでは、状況は変わりません。一度、自分の実力が外でどう評価されるのか確認してみてください。


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