トップ営業マンの1日とは凄く気になりますよね。
僕も様々な営業マンと関わってきましたが、トップ営業マンになるほどある共通点があることが分かりました。それも一つだけ。
結論から申し上げると「事前準備」です。
もちろんコミュニケーションスキルやヒアリングスキルなど他にも営業レベルが高いなどもありますが、トップ営業マンは事前準備を完璧にこなし1日を迎えます。
トップ営業マンの1日を知ることは非常に大切です。
なぜなら行動習慣を知ることで吸収できる部分は多く存在し、確実に自分の営業人生に活かすことができるからです。
今回の記事ではそんなトップ営業マンの1日について書いていこうと思います。
トップ営業マンの1日の行動習慣を知る大切な理由とは
営業の手法にはある程度のテンプレートはあります。
- 初回あいさつ
- 雑談
- ヒアリング
- 商品案内
- クロージング
- アフターフォロー
これは営業のベースにはなりますが、注意が必要なことがあります。
これだけ営業の形が決まっていても成績が優秀な人もいれば悪い人もいるわけです。
僕も営業に本気で取り組みだした頃から違和感を感じていました。
成績が優秀な人と、悪い人では一体、何が違うのだろうかと。
ネガティブな捉え方をしてしまえば、悪い見本を吸収し真似てしまえば営業成績は上がることないのはもちろんのこと、会社にとって最悪なお荷物営業マンになってしまいます。
営業成績がいまいちだった社員もトップ営業マンの1日の過ごし方、狙い、思考など勉強し、研究し、実行することで成績がどんどん上がっていく人もまた見てきました。
トップ営業マンの1日を知ることは、即自身の営業人生に比例していくのです。
トップ営業マンの1日の使い方を知ろう
では、冒頭に書いたトップ営業マンの1日の過ごし方、行動習慣について書いていこうと思います。
営業マンとして成り上りたい方は、これから書く内容は絶対に習得して下さい。営業マン以外でも全てのサラリーマンにも伝えたいぐらいです。
僕は実際に取り入れたことで劇的に売上に直結した内容ですので。
トップ営業マンの時間術①:事前準備
僕は元々、凄くルーズな性格でした。
しゃべることは好きなので営業についても行き当たりばったりな訪問活動をしていました。
新規飛び込み営業なども事前準備などはほとんどせず、初対面では商品の説明はせず「お客と距離を詰めることが大切」と考えていました。
「誰だって初対面でいきなり商品の話しされたら嫌でしょ」というのが僕の考えです。
この考えは今でも変わりませんが「10件に1件は商品の話しを簡単にでも聞かせて」という声も無いことはありません。
そんな時に事前準備を怠っている人は商品を案内することが出来ません。
「頭の中に入っているから大丈夫でしょ?」と思う方も中にいらっしゃいますが、実際にパンフレットや商品が細かく記載されている内容の物を見ると感情が大きく揺らぎます。
例えば、自分が買おうと思っている車があったとします。
車の知識は頭にあるのでトークで車の魅力説明します。
相手に伝わるかもしれませんが、もしそこにパンフレットがあり車のデザインや内装がしっかり乗っているものを見させてもらうとどんな気持ちになるでしょうか?
トークだけでは伝わらない、興味や魅了をそそることが出来るはずです。
ホームページでもそうです。
文字だけの内容よりも、画像や動画がしっかり使っている方が見ている側の感情の動きが全く違います。
営業マンはコミュニケーションで商品を伝えますが、事前準備をしっかりしてコミュニケーション以外でも「より深く相手に刺さるにはどうしたらいいか?」を考えることがトップ営業マンと平凡営業マンの違いです。
関連記事:トップ営業マンの1日。僕の知る敏腕セールスマンは無駄がない
トップ営業マンの時間術②:無駄のない訪問数
売れない営業マンほど訪問数にこだわります。
「1件でも多く訪問する方が正義」と考えているとしたら、今が考えを変えるチャンスです。
訪問数と成約率は決して比例しません。
訪問数が大いに越したことはありませんが、訪問数よりも質のこだわりを持ちましょう。
トップ営業マンは話した瞬間に「これは脈なし」と考えるとすぐに次へ移ります。
例えば、合コンが行われました。男性3名、女性3名。男性Aは女性Aに話かけます。営業で言う新規営業みたいなものです。
女性Aは自分の話しに全く興味を持ちません。
男性Aよりも男性Bの方ばかりを見てこちらの話しに聞く耳を持ちません。
そんな時、売れる営業マンはすぐに「俺に興味ないね。女性Bと仲良くなろう」と切り替えます。
飛び込み営業をしてみても全く話に耳を傾けず、どうみても脈が無いと感じたらすぐに引き下がる。そして日を置いて再訪問をする。
しかし、売れない営業マンは雑談など時間をかけてしまいます。
トップ営業マンは無駄な時間をかけないところが優れていますね。
訪問に関して過去にまとめた記事がありますので合わせてどうぞ。「営業は人柄を売る」は間違いなく正解である理由
売れる可能性が低いと感じたら早く見切りをつける訓練をしましょう。
トップ営業マンの時間術③:帰社し明日の営業に必要な準備を徹底する
売れない営業マンは帰社した後は同僚と一服をする。
無駄な雑談を繰り広げ時間を浪費してしまう。
反対にトップ営業マンは1日で訪問した営業先への反省や戦略をすぐに行うのです。
訪問した記憶が鮮明に残っている間に次なる手を考えます。
すでに帰社した時には明日の行動が明確になっているのです。
「明日を迎えて何をするのか?」ではなく、「明日はどうするか?」を先回りして考えておく。ここにトップ営業マンのスピードがあります。
【まとめ】できる営業マンは1日に無駄なく働く
いかがでしたか。
売れない営業マンには売れないなりの理由があり、トップ営業マンにはトップ営業マンの1日の過ごし方があります。
うだつが上がらない営業マンにはならないようにしたいですね。せっかくの大切な人生の時間ですから。
徹底的に事前準備を行い、お客へ常に最高の提案が出来るようにしましょう。

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