後輩が僕より先に出世した際に辞めたいと思い転職した話

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「後輩が自分より先に出世したんだ」と落ち込む・・・

そんなものは「ガッハッハ!」と笑い飛ばせばいい。「後輩が出世した?素晴らしいことじゃないか!」と自分に言い聞かせる強いみたいなものが生まれるといいですね。

もし悔しいなら、もっともっと更に努力すればいい。後輩よりも2倍、3倍、10倍と誰よりも努力すればいいだけの話。

問題は後輩に先を越され落ち込んでしまう自分にある。そうじゃない、喜べる自分に進化するのだ。

僕は後輩の出世を心底喜んであげられる自分になりたい。嫉妬、妬みは人として格好悪いから。

「こんな悔しい経験が更に自分を高めるチャンスが生まれたんだ」と僕はそう信じたい。

ただ僕も自分を高めるチャンスだと思えるまで時間がかかりました。その動機について書いていこうと思います。

もし、時間があればお付き合いください。

目次

後輩育成していたのに自分よりも出世してしまった

後輩の出世に焦りを感じる

後輩が出世するのを目の当たりにすると、どうしても焦りや劣等感が湧いてきますよね。

これはまったくもって自然な反応です。だって、僕たちはみんな、自分の頑張りを認められたいし、それに見合う評価を得たいと願っている。

でも、大切なのはこの感情を上手にコントロールして、ブレない自分を作り上げること。すると、目の前の景色は確実に明るくなります。

だって自分が変わらないと、いつまで経っても他者を認められず、自分が苦しまなければいけない人生になってしまうから。

焦りを感じたっていい。20代、30代は鍛えの青春と捉え、前だけを見て進のみです。取り返しはいくらでもできる。辛く下を向いた時間こそ何よりも無駄な時間なのです。

自分の強みを認識し、活かすことで、職場での立ち位置を明確にすることができます。

そして、健康的な競争心を持ちつつ、同時に協力的な関係を築くことが、職場での成功へのカギを握っています。

キャリアプランの再検討と成長戦略

「出世=成功」という方程式が常に正しいわけではありません。

時には自分のキャリアプランをじっくりと見つめ直し、本当に満足できるキャリアの形を考えることが必要です。

後輩の出世に焦りを感じた時こそ、自分だけのキャリアの見直しと成長戦略を練るチャンスなんですよ!

昇進以外にもキャリアパスは無数にあります。

例えば、専門性を深め転職をする、あるいは起業という道も。これらはすべて、自分自身のキャリアに対する満足感を高めるための有効な選択肢です。

自分の価値を最大限に高める手段

では次に最短で自分の価値を最大限に高める方法を紹介します。

転職を考えるタイミングと方法

職場での出世競争に疲れたり、現在のキャリアパスに疑問を感じたりすることは、転職を考える大きなきっかけになります。

でも、転職はタイミングが重要。自分自身のキャリア目標と現在の職場環境をしっかりと評価した上で、最適な決断を下すことが求められます。

転職を成功させるには、市場の動向を把握し、自分に合った職場を見極めることです。

履歴書や面接で自己PRを効果的に行うことも、中途採用にはとても重要なことです。

自分の強みや経験を明確に伝え、新しい職場での貢献を具体的に示すことができれば、採用のチャンスは大いに広がります。

履歴書から自己PRまで、転職の全てをサポートしてくれる転職サービス。無料だし使ってみてもいいかもですね。というか自己流は時間の無駄だから使いましょう。

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僕より先に出世した後輩。それはどんな奴か。

後輩は仕事をバリバリこなす好青年

後輩は見るからに爽やかな男性でした。

話しやすく、誰にでも笑顔で平等に接する。そんな彼を見て僕はすごいなあと純粋に思いました。なんでこんな会社に入ったんだろうと疑問にすら思うほどの人材でした。

後輩は仕事覚えも早く、周りからも評判も高く、人間的にも好かれていました。

人間というのは初対面の印象が良ければ良いほど、マイナスが見えたときのダメージは大きいはずです。けれど後輩は全くマイナスがなく好印象のまま月日が流れていきました。

僕は後輩に対し嫉妬するわけでもなく、反対に年下なのにすごいなあと尊敬の念も入りました。

君、あの彼に抜かれるよ

会社の上司から雑談のように言われました。

「君このままだとあの彼に抜かれるよ。むしろもう抜かれてるかもしれないね」と上司が僕に言いました。

僕はへーぐらいの感覚でしたが、それでも意識が変わることは全くありませんでした。

冒頭にも書きましたが、僕はこの工場勤務を続けるつもりが全くなかったので、ただただ言われることをこなすそれでいいと思っていました。

社会人として危機感を持つことが正しいとされるのかもしれませんが、僕にその意識はやはり生まれませんでした。

入社して一年、彼は僕の上司になりました

僕の工場では実質権力を持った人は課長でした。その下に係長がいて、あとは平社員でした。

係長が急にやめることになり、会社の人事がありました。係長に抜擢されたのが後輩です。

後輩はあまりのスピード出世に困惑したようですが最終的には承諾をし係長になりました。

僕は「当然だよね」そんな気持ちも強かったですが、なんとなく嫉妬していたのかもしれません。

僕の見方が変わったのか後輩が変わったのかわかりませんが、後輩がなんとなく僕に対し接し方が変わってきているように感じました。

言葉遣いもとげとげしくなり上から目線のような印象を受けました。

後輩からすると係長になり結果を出さなければいけない立場として、なんとなくストレスを感じていたのかもしれません。

ただ現場からもあの子は変わったと従業員の中から声が上がるようになりました。

後輩が僕が変わるきっかけを作ってくれた

人間は危機感が生まれると、自分が変化する切っ掛けが生まれます。

僕の場合はなにくそ根性が生まれ、こいつよりも絶対にお金を稼いでやるという逆境の精神が生まれました。

そして営業の仕事に転職をするのですが、きっかけを作ってくれたのが彼です。

僕は今までハローワークや求人の広告しか目を通す投資ませんでしたが、積極的に転職活動するために転職エージェントに人生で初めて登録をしました。

今人生を振り返るとターニングポイントになったような気がします。

有給休暇を使い転職活動を再開

なんとなく行っていた転職活動を積極的に行うようになりました。

会社にも居心地の悪さを感じていたため、積極的に有給を使い転職エージェントに面談を行ないに行きました。

自分がやりたいことが明確でないことを転職エージェントに相談し、何度も何度もヒアリングを重ね僕僕は自分の将来を設計して行きました。

自分の得意なことやりたいこと好きな事嫌いなこと、全ての願いを叶えることはできませんでしたが転職エージェントはできる限りの要望を聞いてくれ僕の転職をサポートしてくれました。

複数の転職エージェントに登録していたことから、相性の悪いエージェントも中にはいましたが僕にとってはベストな転職をすることができました。

転職エージェントの方にも言われたとても記憶に残っていた言葉があります。

「今転職しておいてよかったですよ、もう少し時間が経つと転職も難しくなりますから」

スタッフは軽い感じで僕にそう言ったのだと思いますが、僕にとってはとても重たい一言でした。

自分の可能性に気づいていますか?

僕が転職活動をした時に言われたことです。

仕事は全て同じだと思っていました。本質はどんな会社でも同じだと。

しかし、転職エージェントの話を聞くと、僕がどれだけ世間知らずか思い知らされました。

転職エージェントは自分のやりたいことを見つけられる

転職に大切なことは、「自分の能力を最大限に活かせているか?」が大切です。

「自分は何を得意としているのか?」など即答することができるでしょうか?

自分の性格や特性を掴むと、何をすれば能力を発揮でき、働くことが苦ではなくなります。

可能性を広げるためにも活用すると自分の武器が知れて面白いですよ。

初めての営業職に挑戦

僕は飲食店での経験、工場勤務など大した職歴はありませんでした。資格も全く持っていません。あるのは普通自動車免許のみ。

ですが転職エージェントに行き人と関わることが好きな僕はこの性格を生かせないかと転職エージェントに相談しました。

工場での勤務は同じことをひたすら繰り返す業務内容に僕は強烈なストレスを感じていました。そのことをエージェントに話すと営業職が向いているのかもしれませんと言われました。

パソコンのスキルもなく、何の経験もない僕に営業職が務まるのかと不安が大きくなりましたが、僕をしっかり分析しもっとも適職だと判断してくれたエージェントの言葉を素直に受け入れました。

会社に退職願を提出

僕はついに会社を辞める決断をしました。

もしあの後輩が現れなければと考えると、もしかしたら違う人生になっていたかもしれません。

後輩が自分よりも出世をしてくれたから僕は転職活動を真面目に取り組むことができました。

会社は退職願を出しても当然引き止められることもなくわかりましたで終わりました。

中途半端に仕事をすることがよくない

僕はお金を稼ぐために仕事をしていましたが、このスタンスは会社にとっても迷惑です。

お給料もらい仕事をしている以上、僕は絶対に後輩に出世をされるべきではありませんでした。

その人のスキル個性武器、個人の個人を測る尺度はたくさんありますが、全力で仕事をしなければ会社にとっても迷惑になるそのことを後輩は教えてくれました。

会社は、社会はとても厳しいところなのだと20代の僕が終わりました。

結果的に良かったと思っています彼の存在がなければ僕は今のように安定した職業に就けることはなかったでしょう。

目の前の出来事の解釈は自分次第

嫌なことがあった際にどう受け止めるのか?この選択が人生を変えると僕は思っています。

もしあの後輩にあいつはあいそうも良いしニコニコしてるから課長が気に入ってくれたんだろう。そのように解釈をして仕事を続けていたら僕は腐ったまま今の会社を続けていたからかもしれません。

しかし後輩が仕事を真面目にすることが会社のためになると教えてくれたそう僕が受け止めたことによって、僕は働くということを勉強できました。

今目の前に起きているマイナスな出来事は本当にマイナスなのか、自分実は自分に大切なことを教えてくれているのではないか、どう解釈するかで自分の人生は大きく変わる。

僕は後輩との出会いがきっかけに、次の転職先では本気で働こうと決意をしていました。

転職先で僕は人生を開花させた

営業職について僕は初めての業務ばかりで、戸惑いや不慣れなことばかりでしたが、全ての仕事を一生懸命こなそうと始めの一年間はがむしゃらに働きました。

現場には怖い先輩もいて、営業職の基礎を叩き込まれました。

しかし転職エージェントにもらったアドバイスはピンポイントで僕の特徴を捉えており、僕は自分の才能を見つけた気がしました。

「すぐにトップセールスになれた」そういえばいいのですが、現実はそこまでうまくはいきません。

ですが営業職という仕事が自分にぴったりあっていて毎日がとても楽しいです。

後輩の出世に僕が教えてもらったこと

後輩は真面目に仕事をし会社の利益多い従業員の幸せのために仕事をしていたのかもしれません。

僕は彼とは決して距離が近いわけでもなくプライベートな付き合いがあるわけでもありませんでしたが、

彼の働き方を見て吸収することが多くありました。

彼の仕事術は実は誰にでも再現性可能で当たり前のことを当たり前にすることの大切さを教えてもらいました。

任された役割を全力で全うすること、周りの従業員に対し誠実に接すること、これは誰にでもできることです。

能力の差によって、役割を全うすることに差ができるかもしれませんが取り組む姿勢は同じでなければなりません。

そうすることで回りは自分を信頼し、その信頼が会社の中で伝わっていき出世をするのです。

僕は今の自分の仕事術に活かしています。

会社を辞めた後に後輩とは一度も会っていません

工場勤務の頃に仲良くしていた先輩がいてたまにまでも連絡をとります。

あの後輩のことが気になり「最近どうしていますか?」と連絡をとるのですが、彼は工場の仕事を辞めたそうです。

転職をしたらしく、どんな仕事についての皮知らないそうです。

ですが、僕が営業職に転職することを彼は知っていたそうです。

もしかすると彼は僕の影響を受けて新しいチャレンジをしているのかもしれません。

誰が誰に影響を与えているのか、常に謙虚な気持ちで人から学ぶという考え方を持った人はどんな場所へ行っても活躍できる特徴の一つではないでしょうか。

僕は彼に出会って良かったです。

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この記事を書いた人

36歳。

営業嫌いな僕が年収700万円までになりました。

営業に向いてないと気づき、戦略的転職を繰り返し、現在に至ります。

努力をしても性格と不一致なものは、いくらやっても上手くなりません。

自分を輝かせる場所を見つけましょう。

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