福祉業界について関連記事で紹介してきました。
福祉業界の基礎知識は下記記事で。
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営業はもう不要になる。僕がおすすめなのは福祉業です。
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僕は凄く好きな業界ではあるのですが、多くの人が退職する職場でもあるんですね。残念です。
以前は営業マンをしていましたが、営業もなかなかの離職率の高さでした。しかし同等かそれ以上に退職する人がいるってぐらい離職率は高いです。
その原因は「人間関係の悩み」と「給与の低さ」がメインになってきたりするんです。
給与改善は国をあげて解決へ向かっているとしても、人間関係の悩みはやはり多いです。
なぜこのような人間関係の悩みが浮き彫りになるかというと、現場を見ていて人間相手の仕事だからなのではないかと推測しています。
断言はできないですが、人を相手にした職業であり、利益を追求しない非営利団体ということが要因に見えますね。
ですが、解決方法もしっかりあるので是非最後まで見ていただければと思います。
福祉業界のデメリットは人間関係のトラブルが多いこと
福祉の世界では人の役に立つために仕事をしているはず。
ですが、なぜか人間関係の悩みで退職をする人が多いんです。
僕は5年ほど福祉の世界に携わってきましたが、もう何人も退職者を見てきました。
これは解決しないといけない課題ではあるのですが、福祉の知見が深い人も人間関係の悩みが課題だと分かっているからこそマネジメント研修などが多くあるのだとも思います。
デメリット①:社内での人間関係悩み
デメリットとして最も強く感じるのは、社内での人間関係です。
特にベテランスタッフになると批判的な言葉を並べる社員が多い印象です。(もちろん優しいスタッフもいますよ)
「あの人は仕事しないからダメね。相手にしなくていいから」と同僚に平気で文句を言ったり、そうかと思えば本人を目の前にして「あなた頑張ってるわね」なんてほめたりする。かなり酷い二枚舌です。
文句を言われた人は、本人からではなく回り回って文句を言われたことに聞き、傷ついて疑心暗鬼になってしまう。特に若い人材などは続けられる自信が無くなってしまい、結果人が辞めてしまうという現象がよく起こります。
デメリット②:保護者との人間関係の悩み
職員同士での悩みもあれば、保護者を通じての悩みもあります。
クレーマー的な保護者はどの施設にも必ずいます。
例えば、A職員がいます。保護者がB職員を捕まえて「Aさんってなんか感じ悪いですよね」なんて声をかけたりします。
B職員がA職員にクレームがあったことを伝えると、A職員は傷つき辞めてしまうなんてこともあります。
こればかりは保護者にも問題はあるのですが、B職員にも責任はあるのではないかと感じていますね。B職員がもっと伝え方を考え優しくフォローして伝えてあげれば防げることではあるのですが。
僕たちは保護者の評価を気にして仕事をしているわけではありませんから気にしなくてもいいとは思いますが「なんか面倒くさい」と感じる方も多いのも現実ですね。
簡単解決!デメリットを補う解決方法を紹介
他にも細々としたデメリットはありますが、メインである人間関係の悩みを解決する方法をお伝えします。
これは僕の経験上、最も有効な解決方法だと思いますので紹介しますね。
人材紹介サービスを活用する
これが最も有効です。
というのも、保育や介護などは現在は派遣社員が多く在籍しています。また近年は人材サービスを積極的に活用する人が増えています。
人材紹介サービスを利用するポイント
- 無茶な労働環境が無くなる
- 不安などがあれば人材会社の担当者が施設に連絡をしてくれる
では、詳しく解説していきます。
①:無茶な労働環境が無くなる
人材サービスが自分に変わって法人と契約行為を行ってくれるので、雇用されているのは人材サービスになります。施設ではありません。(この考え方が混合されている方が多いです)
人材会社は労働時間や保育園や施設の雰囲気なども事前に把握してくれているので、変な心配はしなくても問題ないかなと思います。
またあまりに評判の悪い会社などだと人材会社なども情報が入っているので、紹介もされないと思います。
②:不安などがあれば人材会社の担当者が施設に連絡をしてくれる