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ジョブポップを否定する人達は時代の変化を恐れている

僕はジョブポップで年収850万円にまでなりました。

転職は当たり前の時代ですが、転職を繰り返すことを否定する人は今でも沢山います。僕も否定の嵐を受けた一人でしたので。また年齢を重ねるにつれて批判は更に追い打ちをかけ強くなります。

ただ時代は即戦力を求める傾向にあると思っています。

企業サイドも新卒を雇用しても「どうせ辞めるだろう」「0から育てるのは時間の無駄」と考える経営者が増えているからです。

目次

ジョブポップのメリットは何か?

ジョブポップの定義を知れば、転職は怖くもなんともないんです。

ジョブポップとは転職を繰り返し、キャリアアップすること

僕はジョブポップの利点は「自由」にあると思っています。

自分が思うように働ける。自分が思うように稼げる。そんな利点に気づいているからジョブポッパーが増えているとも言えます。

この人には「実力がある」「スキルがある」「可能性がある」と感じてもらえればジョブポップは成立します。

とっくの昔に終わった終身雇用を未だに信じ続ける人は当然の如くジョブポップを否定しますよね。

路頭に迷う車の部品を運ぶルート営業マンの友達

僕の友達で車の部品を運ぶルート営業マンがいます。

年齢は31歳で広いエリアをワゴン車に乗ってひたすらルート営業して部品を受注し運び続けます。

部品の種類は数百種類もあって、部品名を覚えるだけでも大変みたいです。

取引先に間違えて部品を届けてしまった日には「何やってんだよお前!違うよ!これじゃ作業できないよ!今日中にもってこい!」と怒鳴られ続けるそうです。

彼は自分のミスを責め運びますが、残業代も要求せず、上司も見て見ぬふりでタダ働きです。

帰りはいつも22時頃。汗だくになってベトベトした肌をお風呂に入り洗い流す。その後のビールが唯一の楽しみだと。就寝時間は深夜1時ぐらいだそうです。

子どもは先に寝ていて会話らしい会話もなく「俺は何のために仕事をしているんだ」と落ち込むことも多かったと。

こんな働き方をして残業と手当を合わせて手取りで21万円でした。

ただ僕は彼の話を聞きましたが、彼には希望がありました。

仕事には向上心を持ち取り組んでいた

彼の救いは向上心が高いことです。

ミスはありますが、基本的には仕事ができます。ルート営業と言えども部品受注数は支店でベスト3に入るほど。

コミュニケーションも順序良く分かりやすく話してくれます。彼の話しを聞いていると「何か車に困ったらこの人に相談しよう」と思えるほどです。

営業スキルは高いものを感じました。

彼に転職をしない理由を聞く

僕が「仕事は山ほどあるんだからさ、転職エージェントでも使ってみたら?」と声をかけると、彼は「今の仕事は辞めれないからね」と意味不明な回答を。

「どうして?」と話すと「給与は安いけど、何かと上司は俺の面倒見てくれているし、実際に俺がいなくなると困るからね。でも子供もいるし好条件があるなら転職はしたいけど無理だしね。」と。

僕は一瞬頭の中に「?」がよぎりましたが、彼は責任感と忠誠心を持ち会社に勤めていることが分かりました。

将来をイメージすると恐怖や不安がやってくた

僕は彼に伝えました。

僕「気持ちは分かるけど、もし近い将来に電気自動車が普及して仕事が無くなったらどう?上司がごめん、君を解雇しなければいけなくなったと言ったらどう?」と。

彼は「それは残念だけど、仕方ないよ」

僕「うん、仕方ない。でも義理や人情でこれからもやって車の部品だけを扱って会社が潰れたら君にできることは何?」

彼「車関係しかないね」

僕「君が45歳になって会社が潰れたらどうだろう?」

彼「余計に転職先が見つからなそうだよね」

僕「答えは見えたじゃん」

僕は車の部品の仕事をバカにしているわけではありません。これからの時代はフットワークを軽く、多くの業界と交流をもち自分の価値を高めていくことです。

常に時代の傾向にアンテナを張りめぐらせ、明日転職したいと思ったらすぐにでも実行できるスキルを手に入れることです。

彼の未来は既に詰んでいることが分かります。一つ数円の部品をいくら運んでも、営業スキルは上がりません。

また顧客レベルも弊社の先代、先々代から繋がりがあり、人情で関係性が保たれているような環境下。風が吹けば一瞬で飛んでしまう規模です。

昇給も年に数千円で年収がグンと上がることは無いのです。

彼は転職活動を開始する

彼の年齢がまだ31歳ということが救いでした。若ければ若いほど選択肢は広がります。

彼ほどの営業力があれば欲しい企業は沢山あります。特に営業職は転職の自由度が高いのです。途中入社でも優良企業へ転職できる可能性は高いです。

冒頭に書きましたが、企業は即戦力を求めています。彼は業界によっては即戦力に十分なれます。

納得のいく転職が実現できた

彼は営業職を中心に探していました。

自分の経験を活かし、成果が反映する営業にやはり魅力を感じていてるそうでした。

転職エージェントさんと話をする中で自分の希望に合った転職先を見つけることができたそうです。

僕からすると当然です。彼のような仕事に前向きで会社へ忠誠心を持って働く人自体が少ないので、彼のように一つの企業で真面目に仕事をするだけで価値がありますからね。

彼は人材業界へ転職しました。イキイキと伸び伸び仕事に取り組んでいます。

多くの人が誤解している転職の実態

今回の記事では僕の友人を例に出しましたが、転職に対し誤解を抱いている人は沢山います。

自分のスキルを活かした転職をすることは当たり前のことです。一人でも多くの人と交流を持ち可能性を広げることも当然のことです。

むしろ一つの会社で仕事をして閉鎖的になることの方がよほど怖いことで、安定しているようで視野を狭めています。

転職は逃げではなく、武器として捉える

僕も彼と同じです。

高卒で工場勤務しか経験がありませんでした。自分で「営業職は無理だ」と思っていました。

同じように声をかけてもらい、転職を繰り返し今の職場にたどり着きます。転職は武器と言えますし、学歴に自信が無い人はなおさらです。

また転職エージェントなどの力を借りて、自分だけではなく転職を実現できるサービスを活用しましょう。

近い将来ジョブポップがデフォルトになる

近い将来というか、すでにジョブポッパーはデフォルトになりつつあります。

新入社員からも「3年で転職する」とよく聞きますし。

自分が楽しくずっとこの会社に居たい!と思えばいればいいと思いますし、転職したいならすればいいと思います。

1つの会社に居続けることはリスクと思うタイプなので、僕は否定しませんが、自由に働くことを考えるとやはり沢山の経験や実績を積むことが一番ベストだとは思いますけどね。

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この記事を書いた人

34歳。繊細営業マン。営業6年目。

自身の繊細さを嫌っていたが、自分との向き合い方のコツを理解し、営業成績が飛躍的に伸びる。飛び込み営業から人脈形成まで100社以上へアプローチしてきました。

後輩の育成から誰でも営業スキルを爆発的に上げる方法を考案し、ブログにて発信しています。

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